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2010年10月18日 (月) 21時21分09秒
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[名前] : ゾロ
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[メッセージ] : (つづき) ○今のところ考えていること a) 2)の方法という選択肢はあるが,毎回PC使用中にPS/2端子(MINIDピン6オスメス)を脱着をするのは面倒だし,故障の原因になる不安がある。 b) 3)の方法はKBの刻印を修正する必要があるのと,はじめから KB661(UBS)とUSB→PS/2変換器を使ってboxKBを接続してPCを立ち上げてもだめで,KB661(UBS)を使用したあとUSB→PS/2変換器のPS/2端からboxKBを接続しないと使えないなどの不便がある。 C) キーボードが刺さっているように見せかける器具があればいいと思うが見つからない。d) PS/2スプリッター(分配器)はKBとマウスに分かれているようだが,二つのKBが使えるスプリッターも今のところ見つからない。e )CONSOLE EXTENDER以外の増幅器を試してみる方法もあるのか? などです。
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2010年10月19日 (火) 19時33分06秒
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[名前] : 聖人
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[メッセージ] : お久しぶりです。
ゾロさんの試されたことと、その挙動から察するに、どうも電源系の問題だと思います。 特に、電源投入時に接続しているとUSB経由であっても使えない、というのはかなり怪しいです。多分、電源線の立ち上がりがひどすぎる等で、キーボードマイコンのリセットが正しく掛かっていないのではないかと思います(確認方法として、正しくリセットが掛かっていれば、電源が入った直後に0.5秒位、緑色のLEDが全点灯となり、その後全て消灯するはずです)。また、キーボードが正しく動作している場合(Windows用ドライバでの初期化を行う前の場合)、CpasLockキーや無変換キーの操作で赤色のLEDを制御できると思います。もし、キーボードが使えない状態でこの操作もできない場合は、恐らくキーボードマイコン側が正しく動作していないと思われます。
(続く)
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2010年10月19日 (火) 19時33分31秒
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[名前] : 聖人
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[メッセージ] : (続き)
もしこれが原因だとすると、「ダミーのキーボード」よりは、「キーボードの電源投入を遅らせる装置」、もしくは「電源投入時の負荷を分散させる装置(HDDの遅延起動など)」の方が効果がありそうです。一番簡単な方法としては、キーボードの電源線にスイッチを挟むことで代用できます。
ただ、これだとするとコンソール延長器を使っても動作しないのが謎です(電源線は分離していないのか?)。 ハズしていたらごめんなさい。
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2010年10月20日 (水) 23時04分02秒
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[名前] : ゾロ
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[メッセージ] : ありがとうございます。 数日内に聖人さんのアトバイスに従い,確認してみます。
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2010年10月22日 (金) 22時06分02秒
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[名前] : ゾロ
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[メッセージ] : 一応やってみました。点滅とは緑色のLEDのことです。 その一 boxKBで始動。点滅 × KB使用× KB611で始動。点滅 ○ KB使用○ KB611で始動し,途中でboxKBに入れ換え。点滅 ○ 使用○ その二 コンソールを挟んだ場合。スイッチはないのですが,AC電源コンセントを付けたり(on)外したり(off)しました。 コンソールon。boxKBで始動。点滅 × KB使用× コンソールon。KB611で始動。点滅 ○ 使用○ →コンロールoff KB611点滅×使用× →コンロール再びon KB611点滅 ○ 使用○ コンソールon。KB611で始動。途中でboxKBに。点滅 ○ 使用○→コンロールoff boxKB点滅×使用× →コンロール再びon boxKB点滅 ○ 使用○
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2010年10月26日 (火) 14時21分56秒
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[名前] : 聖人
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[メッセージ] : こんにちは。 日曜深夜に送ろうとしたのですが、障害か何かで接続できず、そのままになっていました…。遅くなって申し訳ないです。
延長器無しの起動では、やはりマイコンが動作していないようですね。ということは、電気的な領域でトラブルが起こっていると考えられます(通信不良なだけなら、規格上少なくとも緑LED点滅は発生するはずです)。
ただ、延長器使用時に延長器の電源を落とすと、いずれのキーボードも使用不能、ということですが、boxKB使用不能の場合は赤色LEDが点いたりしないということですよね? これだと、キーボードの電源を延長器側で供給しているような動作に見えます。そうすると、本体側とは電気的に切り離されているはずで、電源投入時の影響は無いと考えられますが…。延長器側の電源立ち上がりでもダメということになるのかもしれません。
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2010年10月26日 (火) 14時22分18秒
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[名前] : 聖人
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[メッセージ] : (続き) もし、以前使用されていたV機があれば、それに延長器とboxKBを付けて使用できるかを確認することで、切り分けはできると思います。
もし、延長器がPS/2電源を(パソコン側の電源状態に関係なく)常時供給できるのであれば、一度使える状態にして以降、延長器の電源を切らずに放っておくということで解決できるかもしれません。
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2010年10月27日 (水) 23時32分20秒
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[名前] : ゾロ
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[メッセージ] : たった今聖人さんの返事をみました。お返事ありがとうございます。聖人さんのアドバイスは後日やってみます。ところでC6/86L,C22D(以下旧PCと略す)はいまでもboxKBが使用可能で,C5200,D5230(以下新PCと略す)ではboxKBでは認識しないという点から,自分なりにこんな仮説を考えました。 旧PCではKBに信号A,BをKBに流しこのどちらかにKBが反応すればキーボードが存在するとPCが判断する。信号Aは通常のJISなどのKBが反応するもの,信号BはboxKBが反応するもの。しかし新PCでは信号Aしか流さないので,boxKBではダメという仮説です。 ただ私はまったくKBの構造を知りませんので,この仮説が正しい可能性があるのか,まったく見当はずれかのご意見をお願いします。
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2010年10月30日 (土) 00時14分37秒
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[名前] : 聖人
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[メッセージ] : こんばんは。
一応、私はPS/2キーボードの本体側回路もキーボード側回路も実装したことがある身(ホスト側は学校で、キーボード側は変換器を趣味で)ですので、少し深い部分での事柄も書かせて頂きます。長ったらしいですがご勘弁下さい。
ゾロさんの仮説についてですが、特殊なキーボード故、確かにそのようなことをしていないとは言い切れません。特に直接接続の場合は富士通製品同士の接続ですし、PS/2ポート自体もそのような特殊なことができる作りですので。ただ、USB変換器を介した場合は、一般のキーボードと全く同じ初期化の処理が行われる(USBキーボードとPS/2キーボードは考え方から何から全く違う代物です。変換器はキーボードからだとパソコンに見え、PS/2キーボードの識別や初期化は変換器が独立して行っています)はずなので、これでも(後から接続したら)正常に動くことを考えると、現在問題になっているのは識別段階ではなさそうだと思うのです。
特に、boxKBを接続した状態で本体側電源を入れたとき、キーボードの(なによりも先に行われるはずの)自己診断テストが行われていなさそうに見えることが非常に怪しい点です。
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2010年10月30日 (土) 00時15分42秒
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[名前] : 聖人
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[メッセージ] : (続き) 通常のキーボードでは、電源が入る(キーボードパワーオンに対応している本体では、常時通電となります。つまり、繋いだ瞬間に電源が入ります)直後に「自己診断テスト」を行います。これはOADGの規格書に規定されている項目で、テスト中はLEDを全点灯し、完了すると全消灯し、診断結果を本体側へ通知する規定になっています(この間、キーボードとは一切通信ができません)。これは「リセット」コマンドを送ることでも同様の動作を行えます。本体側がキーボードの識別を行う(信号Aに相当するコマンドを送れるか、間違ってマウスを繋いでいないか、等のテストを行うようです)のはこの後の話です。つまり、識別以前の段階で、キーボード側が上手く動作していないのではないかと考えた訳です。
もちろん、これらは通常のキーボードの話です。例えば、boxKBはこの診断を自動で行わず、本体側から信号(信号B)を送らないとわざと動作しない、とも考えられます。しかし、ゾロさんの試されたこと(先のUSB変換での件や、KB611で起動後、boxKBに差し替えると使用可能というところ)から考えると、それは無さそうだと言えます。
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2010年10月30日 (土) 00時17分48秒
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[名前] : 聖人
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[メッセージ] : (続き) 特に、このときに自己診断テストを行っているようなので、電源投入時に自己診断を行わなかったり、特殊な初期化処理が必要(除親指処理)、というとこでもないようです(PS/2ポートは回路構成上、抜かれたことを検出することができません。なので、このときの自己診断テストは、電源投入時にキーボードが自発的に行ったものだと思われます)。
こういったことや、間に何を挟んでも電源投入時に接続していたときだけ使用不可、ということから、電源事情が原因なのではないか、とした訳です(電源投入時はHDDや各種冷却機などのモータが一斉に回り始めるタイミングでもありますので、一時的な過負荷になっていることは充分考えられます。これが原因で、PS/2の電源線がろくでもないことになっているのではないか、ということです)。特に、boxKBは本来、特定の本体でのみ使われることを想定したキーボードだと思いますので、本体側の電源事情(+5Vの立ち上がり条件など)に合わせて設計していることも考えられると思います。
ただ、電源が原因だったとして、市販品の組み合わせだけで解決できる保証が無い(要工作?)のが難しいところです。
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2010年10月31日 (日) 10時18分40秒
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[名前] : ゾロ
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[メッセージ] : なるほど。そうなんですか。 根拠の無い仮説を提案して済みませんでした。 近いう聖人さんの提案をboxKBが使えるパソコンを使って検証してみます。
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2010年11月4日 (木) 21時08分40秒
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[名前] : ゾロ
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[メッセージ] : 一応やってみました。ただしV機ではなくC22D(XP)です。 点滅とは緑色のLEDのことです。 boxKBで始動。点滅 ○ KB使用○ →コンロールoff 点滅×使用× →コンロール再びon 点滅 ○ 使用○
コンロールoff。boxKBで始動 点滅×使用×
次にC5200を使って以下のこと。 コンソールon。KB611で始動。途中でboxKBに。点滅 ○ 使用○→コンロールonにしたまま、PC本体off→boxKBで起動。点滅×使用× 以上です。 ちょっと望み薄ですかね。
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2010年11月8日 (月) 22時28分04秒
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[名前] : 聖人
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[メッセージ] : こんばんは。
なるほど…。C22Dだと延長器付きでも動作する訳ですね。 C5200での動作も考えると、延長器を接続した場合の電源は、多分延長器のACアダプタから供給されているのでしょうが、本体側の電源線を見て供給・遮断を制御しているように見えます(リセット時の応答を確実に送れるようにするため?)。
このような動作だとすれば、この延長器では電源バッファの役目は果たせませんね…。ただ、先の事情を考えると、どの延長器でもこのような動作の可能性があると思います。
小手先の対策的な思いつきで申し訳ないのですが、C5200に延長器経由でboxKBを接続し、延長器OFFで本体電源投入、キーボードエラーが出たら延長器電源をONにし、本体をリセット(電源ボタン以外で。Alt+Ctrl+Delなど)することで使うことはできませんか?
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